ドライアイ
ドライアイの種類
ドライアイは、涙液の分泌や蒸発に異常が生じることで目の表面が乾燥し、さまざまな不快感を引き起こす疾患です。
以下の3つのタイプが代表的であり、それぞれの原因や症状に応じた治療が必要です。
涙液分泌減少型
涙液分泌減少型ドライアイは、涙の分泌量が減少することで発生します。
通常、涙は反射的に分泌されて目を潤し、保護する役割を果たしますが、この機能が低下すると、眼の表面が乾燥して異物感や乾燥感が生じます。
主な原因には、加齢、薬の副作用(降圧薬や抗うつ薬など)、ストレス、糖尿病、シェーグレン症候群などがあります。
涙液蒸発亢進型
涙液蒸発亢進型ドライアイは、涙が正常に分泌されていても、蒸発が早いために目の表面が乾燥するタイプです。
パソコンやスマートフォンの長時間使用によりまばたきの回数が減ることや、エアコンの風、乾燥した環境がこのタイプの原因です。
特にソフトコンタクトレンズを使用している人は約8割が乾燥感を感じやすく、冬場は症状が悪化しやすい傾向があります。
BUT短縮型
BUT(Breakup Time)短縮型ドライアイは、最近注目されているタイプで、涙液の分泌量は正常でも、まばたき後に涙の層がすぐに崩れてしまい、角膜を保護できなくなる状態を指します。
通常、涙液層は10秒以上維持されるものですが、このタイプでは瞬時に崩れてしまうため、目が乾燥しやすく、刺激を受けやすくなります。