今回は季節の変わり目に注意したいことをお伝えします😊
夏から秋にかけての季節の変わり目に生じる体調不良は一般的に〖秋バテ〗と呼ばれています🍂
秋バテの明確な定義はありませんが、夏の疲れ・昼夜の寒暖差が大きくなることで生じる不調を指します。
秋バテには、身体と心の両方の症状があると言われており、症状が起こりやすくなる原因として、自律神経の乱れ・栄養の偏り・胃腸などの消化機能の低下などが挙げられます。
【主な身体的症状】
・疲労倦怠感
・食欲不振
・便秘や下痢などの消化器系の不調
・立ちくらみや、めまいなど
【主な精神的症状】
・やる気や集中力の低下
・抑うつ感
・イライラや不眠など
【自律神経の乱れ】自律神経は全身に張り巡らされている末梢神経の1つで意思に関係なく働き続け、体温調整・血圧や呼吸数のコントロール、消化や発汗など、さまざま体の機能を整える役割があります。
また、環境の変化に体を適応させる働きもあります。
しかし、環境の変化などによって、自律神経が乱れて調節がうまくいかなかったりすると身体的・精神的症状を引き起こす原因の一つになると考えられます🤔
【栄養の偏り】夏は暑さで食欲が湧かないことが多く、そうめんのような喉越しの良い食事に偏りがちです。また、甘いジュースやアイスクリーム・アルコールなどを多く摂る傾向にある人も糖質の摂取量が多くなり、糖質を過剰に摂取するとさまざまな不調は生じる為注意が必要です😣
たんぱく質不足は、秋バテの精神的症状と関係があります。
脳の神経伝達物質の中には「セロトニン」・「ドーパミン」・「メラトニン」と呼ばれるものがあります。
〖セロトニン〗精神を安定させる働きがる。
〖ドーパミン〗やる気や集中力を高める働きがある。
〖メラトニン〗生体リズムの調節機能を持ち、自然な睡眠を促す作用がある。
この3つの成分を分泌させるためには、原料となるたんぱく質が必要であり、合成させる為にはビタミンやミネラルが不可欠です。
そうした栄養素の不足が続くと、抑うつ感やイライラ、やる気や集中力の低下、不眠などに繋がりやすくなると考えられています
〖消化機能の低下〗夏の暑いときに冷たいものと摂りすぎると胃腸が冷え、消化器の働きが悪くなります。
その結果食欲がなくなり、栄養を十分に摂ることができなくなり栄養不足も招きやすくなって疲労倦怠感が起こりやすくなります。
日本の伝統的な食材の頭文字を取った
『まごわやさしい』という言葉を聞いたことある人は多いかもしれませんが、この言葉に含まれる食材は毎日の食事に万遍なく取り入れるように心掛けましょう。
ま・・・豆類
ご・・・ごま
わ・・・わかめ(海藻類)
や・・・野菜
さ・・・魚
し・・・しいたけ(きのこ類)
い・・・芋類
自律神経の乱れを防ぐためには、日中はしっかり活動し、夜はリラックスして過ごすなどのメリハリのある生活を送ることが大切です😉🎈
また、体を冷やさないようにすることも大切です。足先の冷えも血液の循環を悪くする原因の1つなので、足元もしっかり温めることが大切です。
季節の変わり目は風邪を引いたり、体調を崩しやすいので気をつけましょう😊❤
山口県下関市の眼科
とね眼科クリニック
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